1. アラフィフの孤独感

子供が巣立って、親の介護もない。
いわゆる「恵まれた環境」のはずなのに、
ときどき理由のはっきりしない焦燥感や孤独感に襲われる。

年末年始の休暇で家にいると、それが強くなる。
急に息子が心配になったり、母に電話してみたり、
YouTubeの音声がないと落ち着かなかったりする。
誰かと一緒に過ごして忙しくするのも、おそらくしんどい。
だから「ないものねだり」だと自分でも思う。

仕事のほうは、ほぼポジションが確定している。
うまく立ち回っていれば、あとは何をしてもよい。
でも、何をしても特に評価されるわけでもなく、
失敗してもすぐ仕事を失うわけでもない。
安定はありがたいのに、それはそれでつらいものだ。

2. 衰えていくことを受け入れる

体力的にも、能力的にも、限界を感じることが増えてきた。
それに抗うのもひとつの生き方だと思う。
でも私は、無理に上昇し続けるより、
徐々に着陸できるように、低空飛行に慣れていきたい。

「落ち着かない」「ソワソワする」という感覚は、
頭の中の問題というより、神経が高ぶっているサインなのかもしれない。
だから最近は、考えて解決しようとするより先に、
まず体を動かして、回転数を下げることを試している。

3. 余裕を持って後進を育てる

自分が衰えても、自分の後を継ぐ人にすべてを伝えられたらいい。
それは「自分が主役であり続ける」こととは違う形の達成感だと思う。

これまでのやり方、判断の基準、つまずきやすいポイント。
そういうものを言語化して、残していく。
そのためには、目の前の不安を埋めるために忙しくするのではなく、
少し余裕のある時間の使い方を覚える必要がある。

孤独感は消えないかもしれない。
でも、うまく付き合える形にはできる気がしている。
今年は少しずつ練習をしていきたい。